ジュール[J]のゲーム雑記

プレイしているゲームの感想などを残していきます。

攻撃設備 安全柵の仕様を確認してみました

はい、今更ですが安全柵についての記事です。

とは言ってもAIの確認がメインになっています。

 

 

安全柵の効果

まずは安全柵の効果について確認しておきましょう。

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攻城側の全員が“防衛側の危険範囲外にいる”または“安全柵の効果範囲内にいる”時、防衛側が全員行動終了状態になります。

効果範囲は縦2列×横7列で図のような範囲。

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中央2列以外に置くと範囲外の列が出てくるので注意が必要ですね。

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効果が発動するとこのように鎖のエフェクトが発生します。

特別枠と同様の仕様です。

効果判定のタイミングは防衛側のターン開始時発動のスキルが発動した後なので、伝令やブーツなどで攻撃範囲が広がる防衛には注意が必要となります。

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このように効果範囲外で危険範囲に入ってしまうと普通に行動されてしまいます。

 

2ターン目に敵は動き出すのか

待ち伏せ型と突撃型

FEHのAIにはざっくり分けて2パターンあります。

正式名称は知りませんが、待ち伏せ型と突撃型と名付けて解説します。

 

待ち伏せ型】

基本的には動かずに敵を待ち受ける状態。

敵に攻撃できる時は攻撃しにいく。

回復補助や再行動、戦闘前補助(攻撃を仕掛けようとしている味方への応援など)を使用するために動くことはある。

飛空城の防衛側などでみられるAI。

 

【突撃型】

敵が危険範囲にいなくても敵に向かって動いていく状態。

待ち伏せ型と違い、戦闘後補助(敵の危険範囲内にいる味方への応援や移動補助など)も使用する。

闘技場の防衛側などでみられるAI。

 

飛空城の防衛側は最初は待ち伏せ型で、条件を満たすと突撃型に切り替わります。

今回の記事は安全柵発動後に防衛側は突撃型に切り替わっているのかを確認していきます。

 

突撃型に切り替わる条件

飛空城において、防衛側が突撃型に切り替わる条件(と私が思っている)のは以下の2つ。

 

【条件①】

EP*1開始時に、攻城側が危険範囲内にいる。

【条件②】

戦闘が行われる。

 

この2つの条件の内、どちらか1つでも満たされれば防衛側は突撃型に切り替わります。(たぶん)

まぁ直感的に理解されている方も多いでしょうが、以下で確認していきます。

 

条件①のEP開始時とは、“防衛側のバフが解除された後”かつ“防衛側のスキルや設備の効果が発動する前”です。

そのため、伝令や移動+1、快癒による移動デバフの解除などで危険範囲が広がっても、突撃型に切り替わる判定には影響しません。

普通はそのまま戦闘が行われるため防衛側は条件②を満たして突撃型に切り替わりますが、何らかの理由で戦闘が行われなかった場合は待ち伏せ型のままとなります。

 

逆に条件①を満たした後にスキルや設備で敵が危険範囲外になった場合、EP開始時点ですでに突撃型に切り替わっているので防衛側は攻撃できなくても動き出します。

 

条件②はEPの途中でも満たせばそのタイミングで防衛側は突撃型に切り替わります。

ラップ系の防衛は基本的にこの条件で突撃型となることを狙います。

逆に戦闘さえ起こらなければEP中に危険範囲に入っても防衛側は待ち伏せ型のままです。

 

以上が突撃型に切り替わる条件の確認です。

それでは安全柵が発動した場合にどうなるか確認しましょう。

 

2ターン目の敵は動き出すのか

条件①を満たした状態で安全柵を発動させた場合の防衛側の動きがこちら。

2EP開始時点では危険範囲に誰もおらず、戦闘も行われていませんが防衛側は突撃型になっています。

1EP開始時点で突撃型に切り替わっており、安全柵で行動終了状態になっても待ち伏せ型には戻っていないということです。

防衛側の危険範囲外にいながら防衛側を動かせるので、場合によっては有効活用できそうですね。

逆に3PP*2の雷塔に合わせて攻め込みたい時などは注意が必要です。

 

一応条件①を満たしていない場合も確認。

この場合は1EP開始時点ではまだ防衛側の危険範囲に入っていないので条件①は満たしていません。

安全柵がなければこの後戦闘が行われて条件②が満たされますが、柵の効果でそれが行われなかったので待ち伏せ型のままになっています。

 

条件②を満たした場合もやはり防衛側は突撃型に切り替わっています。

1PPに打ち逃げする場合は覚えておきたい仕様です。

 

条件①と安全柵の判定タイミングの違い

防衛側が突撃型に切り替わる条件①と安全柵が発動する条件の判定タイミングには違いがあります。

処理の順番としては、(恐らく)

 

1PP終了→防衛側のバフ解除→1EP開始、条件①判定→防衛側のスキル・設備発動→安全柵判定→防衛側行動開始

 

となっています。

以下でそれを確認しましょう。

 

このように、防衛側のスキルや設備が発動して初めて危険範囲に入るような場合、防衛側は待ち伏せ型のままで安全柵が発動しない状態になります。

普通はそのまま戦闘が始まるので動画のようなケースは稀だと思いますが。

 

逆に防衛側のスキルや設備が発動することで危険範囲外となる場合は、防衛側が突撃型に切り替わりつつ安全柵が発動します。

空転を活用すれば防衛側に近づきつつ安全柵を発動できそうです。

 

最後に

ということで安全柵の仕様について確認してみました。

現時点で私は安全柵を置いていないのですが、防衛を組む上で知っておいた方がいいと思ったので調べてみた次第です。

特に突撃型に切り替えてから攻撃範囲外で待つ戦法は厄介なので意識した方がよさそう。

不用意に攻撃範囲を広げないほうがいいかもしれませんねぇ。

 

*1:Enemy Phase:防衛側のターン

*2:Player Phase:攻城側のターン