はい、今回はまさかの2人同時実装された神階英雄の1人、スカビオサについて考察してみました。
神階英雄ですので飛空城での運用を中心に考察していきます。
基本ステータス
5人目の闇神階となりましたスカビオサ。
これで妖精4人がそれぞれの祝福に実装されましたね。
神階効果は闇の速さ補正。
兵種・武器種も合わせてユンヌと完全にかぶっていますが、ステ振りや神器効果は大きく異なりますのでどういった役割をさせたいかで使い分ける感じになるでしょう。
彼女のステ振りは攻撃速さに振ったアタッカー配分ですね。
半面、耐久面では物理魔法ともに1撃耐えられれば御の字といった感じだと思います。
神器は攻撃+3に敵の耐久を下げられる十字紋章付き。
十字紋章は自操作では安全な位置からかけられるので便利ですが、防衛ギミックとして組み込むのは少し難しいかもしれませんね。
紋章効果は自身の火力底上げにもなっているので攻撃力はなかなかのものかと思います。
そして専用再行動スキルは全ステ-3のデバフに加えてキャンセル効果も付与できます。
非常に強力な効果だと思いますので、スカビオサの再行動役としてのアイデンティティとなるでしょう。
汎用スキルとしては速さ魔防の牽制が新スキルですね。
魔法アタッカー向きのスキルで、Aの渾身と合わせて継承元としても優秀なアタッカー型スキル構成です。
役割考察
当然闇防衛に置くことを前提に考察していきます。
飛空城以外のコンテンツですと、キャンセル効果を生かして巨影討滅戦での活躍ができそうです。
再行動役
まぁ基本は再行動枠としての採用でしょう。
神階英雄枠と兼ねられる時点でほかの再行動役との差別化は十分。
キャンセル付与が強力なので、神階効果抜きにしても採用の価値はありますね。
大共謀を絡めた応援トラップと組み合わせることで、広範囲にキャンセルをばらまくのも面白そうです。
一方でHPも守備も低めなので、補助不可の回避は絶望的。
他に再行動役を採用したり、配置を工夫して同じ列にミラ様や嫁フィヨルムを居座らせないような対策をしておきたいところ。
以下は再行動役に加えて持たせられそうな役割の考察です。
再行動役+緑魔アタッカー
ステ振りや初期スキルを考えるとこの役割ですね。
デフォルトスキルで十分な攻速は確保できると思います。
高い速さで追撃をとっていく形になりますが、耐久が低いので反撃でワンパンされかねない点には注意が必要です。
耐久をフォローする場合は瞬撃が候補になるでしょうか。
速さは高めですが自身は神階効果を受けられないので、鬼神系瞬撃では追撃が怪しくなりかねない気もしますが…
飛燕金剛瞬撃なら追撃も狙えそうですが、現状なかなかのレアスキルです。
激化でとにかく青に負けないようにしてもらうのも一手ですね。
武器は神器が攻撃を底上げできるのでいい感じ。
バフで固める防衛ならブレードで一撃にかけるのも候補になるでしょう。
この役割だとユンヌと椅子の取り合いになりそうですが、再行動を抜きに考えても魔法耐久の高さと絶対追撃を持ったユンヌとでは相手にできる範囲が変わってくると思いますので、どういった相手にプレッシャーをかけたいかによるでしょう。
スカビオサは高火力で反撃してくる相手や追撃不可持ちが苦しいですね。(主にアルシャロ)
再行動役特化
ステ振りとはアンマッチ気味ですが、攻撃性能は捨ててとにかくサポートに徹してもらう形です。
神器はサポート性能も高めですが、自身の攻撃力も上がってしまって再行動よりも攻撃を優先してしまうことが予想されるため、武器なしにしたり低レアリティの武器を持たせたりするのがよさそうです。
サポート向きの汎用武器となるとゴーストの魔道書が選択肢でしょうか。
Aスキルはとにかく攻撃を落とすなら城塞が候補。
一応耐久面のフォローにもなりますが、サポート特化ならそこまで重要ではないかと思います。
速さを盛ることで封印を受けてもらうのも選択肢になりそうですが、自身の神階効果で味方の速さを上げるので最速になるのは防衛メンバー次第では大変かも。
同じ防衛妖精のルピナスと違い魔防は高くはないので、混乱や謀策によるデバッファーには向いていませんね。
救援・曲技・先導・伝令といった移動補助系のスキルで構成するのがよさそうです。
攻撃側の対策
防衛神階ということで採用してくる防衛は多いと思いますので、攻撃側の対策も考えてみます。
上の考察でも述べた通り、HPも守備も低めなのでミラの歯車やギャッラルブルーで簡単に封じられるでしょう。
防衛側もそれを承知で組んできている可能性は十分あるので油断は禁物ですが。
神器の十字紋章は離れていても効果があるので見落としに注意が必要です。
そして何よりも'こわいゆめ'によるデバフ+キャンセル付与に警戒ですね。
総選挙クロードや総選挙エーデルガルトのように回復奥義を連発して耐久を補う受けキャラの場合は致命傷になりかねません。
範囲はスカビオサと補助対象の十字方向なので、移動先を読むか先に倒すかをして何とかキャンセルを付与されないようにしたいところ。
耐久は低めなので先手を取って撃破するのは難しくないはずです。
攻撃が高いキャラなので5ダメージ以上受ける状態で攻撃範囲に入り、再行動させないのも有効だと思います。
速さも高めなのでまとめて受ける場合は思わぬ大ダメージを受けないように注意ですね。
そもそもキャンセルを付与されても問題ない受け役を用意するのも対策としてありでしょう。
攻め崩す場合は攻速高めなので剛剣・柔剣の不発に注意。
また、アタッカー性能の高さから最後まで残して資源回収の時間稼ぎをしづらいのは厄介になりそうです。
最後に
というわけでダラダラと書いてみました。
神階枠と再行動役を兼ねられるので防衛構築の幅が広がりますね。
そしてキャンセル効果が優秀なので奥義主体の受けキャラへの対策にもなりそうです。
逆に対峙する攻城側としてはとにかくキャンセルをもらわない立ち回りが重要になるでしょう。
私の場合は今の攻撃部隊との相性はそれほど悪くないかなぁと。
防衛にはちょっと組み込んでみたい気はしています。(3人も引けたので)